テーマ 心の調和
出展者 日本専売公社
設計 清家 清
施工 大成建設
敷地面積 1,074u
高さ 68.6m
構造 鉄骨造
工費 3億5,000万円




Description

戦後日本を代表する現代建築家、清家 清氏の作品、「虹の塔」は鮮やかな色彩をまとった華麗な立ち姿で、気品溢れる
エレガントな貴婦人を思わせます。「高く、美しい建物」をコンセプトに造られたこの塔は、贅肉のないスタイリッシュな
構造に10色の虹のスペクトラムを配し、爽やかで実に心地よい建築物に仕上がっています。


以前、万博記念公園の園内周回トレインに乗った時、「ここは当時、虹の塔が建っていました。」とガイドアナウンスが
ありました。その方角を見上げながら、かつて青空を背にそびえ立っていたであろう高く、美しい塔に想いを馳せ、
今は何もない虚ろな空が残念に思いました。